現代人は日々時間に追われている。
・出さなければならない課題が終わらない。
・期限までにやらなければいけない仕事が膨大で、何から手を付ければいいのか分からない。
・やろうと思っていた家事が半分も終わらなかった。
もっと効率よく動けたら、働けたらと思う人は多いだろう。限られた時間の中で、多くの成果を得るために「効率」は切っても切れない。
では効率を上げるためにはどうすればいいだろうか。
・作業に必要なものを事前にそろえる
・作業に必要なスペースを確保する
・作業にかかる時間を把握する。
・作業のうち、放置しても大丈夫な時間を把握する。
・繰り返す何度も行う作業はテンプレートや予約設定を駆使する。
例えば私がこのブログの記事を書く時の場合。
・作業に必要なものを事前にそろえる
→PC、飲み物、お菓子、参考文献(本、該当HP等)
・作業に必要なスペースを確保する
→PCを開いておける場所。
キーボードを打っていて他の物にぶつからないだけのスペース。
飲み物が入ったマグカップやつまむお菓子を置ける場所。
シングルタスクの場合、上記の2条件をクリアしているだけで効率は上がる。しかし日常生活ではあらゆる仕事が同時並行することが茶飯事。そういった際に、それ以下の条件が効いてくる。
・作業にかかる時間を把握する。
=スケジュールや段取りを組みやすくなる。
→次の予定まで15分あるから10分で終わるこれをやっておこう、等。
・作業のうち、放置しても大丈夫な時間を把握する。
=何もしなくても仕事が勝手に進む時間を活用しやすくなる。
→電子レンジで5分加熱している間にお皿を洗っちゃおう、等
・繰り返す何度も行う作業はテンプレートや予約設定を駆使する。
=何度も同じ作業をする際に使う考える時間や作業時間の節約。
→よく使う単語や定型文を辞書登録しておく、等
また、効率を語るうえで「完成度」も一つの重要な要因になる。
クライアントが求める基準と自分が追及する基準にズレがあり、自分の追及する基準が高すぎる場合、自分基準で完璧にこなすこととはある種の自己満足になる。
例えば、日々必要とされる栄養が摂れることと、毎食一汁三菜食べることは必ずしもイコールではない。毎食一汁三菜を用意する為に調理時間を1時間かけ、たくさんの使用後の皿を洗うのに30分かけるよりも、30分で大鍋で豚汁を作って納豆をつけて皿洗いも15分で終え、余った時間でたくさん話した方が心と身体に良いことだってある。もちろん一汁三菜の食事だって素晴らしい。しかし毎食必ずする必要はない。
最後に、作業効率を上げるためにはまず始めにある程度の量をこなさなければならない。ある程度の量をこなして初めて必要なものや必要なスペース、最低限外してはいけない要所を把握することができる。ある作業工程を省略するとしても、知っているうえで敢えて省くのと、全く知らないですっ飛ばすのとでは意味合いが大きく異なる。
自分の時間を作るために、限られた時間内でより大きな成果を得るために、是非効率を上げていこう。