変えられるもの、変えられないもの

 人生において変えられるものと変えられないものがあります。

 幸せを得るためにはそれらを正しく把握しておくことが、とても大事です。正しく把握していないと、不幸を呼び寄せてしまいます。変えられないものに対して変化を求めてもその時間と労力は徒労に終わりますし、変えられるものを変えようとしなければ現状はいつまでも変わりません。

 

 変えられないものとはどんなものでしょうか。

 親、他人、生まれた場所、過去、物理法則…

 

 逆に変えられるものとはどんなものでしょうか。

 住む場所、仕事、付き合う人間、未来、考え方、習慣…

 

 今あなたがもし不幸や不便を感じている場合、その原因はなんですか?その原因は変えられるものですか?原因となる自由が変えられないものだった場合、自分の受け取り方を変えることで不幸や不便が軽減されますか?

 憧れる人がいるとします。あの人のようにかっこよくなりたい。あの人みたいにきれいになりたい。あの人みたいに○○ができるようになりたい。そんな憧れに対して、自分がその憧れの人になれればいいのに、といくら思っていてもなることがはできません。それは変えられないものだからです。自分は他人になれないのと同じように、他人もあなたにはなれません。

  あなたの人生はあなた自身のものです。

 他の誰かはあなたの人生を面白くしてくれません。あなたの人生を面白くするのはあなただけです。見つめるべきは自分自身です。何も行動を起こさずに起こる変化は老化ぐらいです。

 老化以外の変化を欲するのであれば、あなたはあなた自身の人生の変えられるところを変えていく必要があるのです。

 

 アメリカの心理学者のウィリアムス・ジェームスの言葉があります。

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

 

 あなたの人生、変えられるのはあなた自身だけです。