統計によると日本では現在5人に1人の割合で不眠などの睡眠トラブルを抱えていると言われています。睡眠トラブルがあると、日中の眠気や作業効率の低下、情緒不安定、生活習慣病を引き起こすことがあります。
より良い睡眠の為にはどのようなことに気をつければ良いでしょうか。
厚生労働省が公表している「健康づくりのための睡眠指針」を参考にすると良いでしょう。
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/minna/sleep/
〜睡眠12箇条〜
- 良い睡眠で、身体も心も健康に
- 適度な運動、しっかり朝食、眠りと目覚めのメリハリを
- 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります
- 睡眠による休養感は、心の健康に重要です
- 年齢や季節に応じて、昼間の眠気で困らない程度の睡眠を
- 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です
- 若年世代は夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ
- 勤労世代は疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を
- 熟年世代は朝晩メリハリ、昼間に適度な運動で良い睡眠
- 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない
- いつもと違う睡眠には、要注意
- 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を
適正な睡眠時間は年齢や個人差で決まった時間はありません。また、適正な睡眠時間を超えて長く寝過ぎても熟眠感が減ってしまいます。
朝起きる時間を決める。起床と同時に日光や明るい光を浴びる。朝食をとる。日中適度な運動をする。必要に応じて昼間をする。寝る前の飲酒や喫煙をさ避け、リラックスして寝る。
もしなかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めてしまう、熟睡した感じがせず日中の眠気で生活に支障が出てしまう。そういった場合は早めに専門家に相談をしましょう。
かく言う私も春眠暁を覚えず…。朝しっかり起きれるように頑張ります。