子育てと働き方

 子どもが生まれてから、働き方について悩まされることは多くなる。

 自分の仕事へのモチベーション、キャリアプラン、家事の時間の確保、子どもとの時間の確保、保育園や学童を利用するために必要な就労時間、収入と支出etc

 子どもの成長と共に、ライフスタイルの変更を余儀なくされる。妊活を終え、新生児や乳児の付きっ切り育児も終え、ようやく保活を乗り越えたと思ったらもう小学校が見えてきている。

 

 いわゆる「小1の壁」だ。

 

 公立の学童は狭き門。自治体がHPで公開している学童クラブ利用ポイント表とニラメッコをするが、何度見てもフルタイム勤務者が最高得点を保持している。我が家のような、片方パートタイマーではとてもじゃないが太刀打ちは出来ない。また「小1加点」の多さに驚く。小1加点が多いということは、小2になると不利になり、小3まで利用可能とはあるが実質的には利用不可能な勾配になっている。たとえ運よく小1で我が家が公立学童に入れたとしても小2では追い出されることが目に見えている。

 そうなると代替方法は何になるのか。

 民間学堂、習い事、ファミリーサポート、鍵っ子。

 

 私の母は昔も今も専業主婦なので、私は小学生の時は家に帰れば7割くらいは母が家にいた。両親共働きだった夫も、祖母と同居しており当時は祖母が常に家にいたので学童等の利用はなく、家に帰っていたそうだ。

 

 誰か一人、家にいてくれることの安心感。今では得難くなってしまったものだ。

 

 子どもだけでも外で遊べばいいのでは?と夫はのん気に構えているが、今のご時世、お友達の家に遊びに行くということは東京に置いて日常の風景なのだろうか。なんと言ったって、専業主婦世帯よりも共働き世帯の方が今は多いのだ。

 

 まだまだ小学生は先の話…と思っていたが、来年の今頃には次の年の学童の申し込みは終了している。何事も早め早めに動き情報収集するが吉。まずは近隣の民間学童から探してみるとしよう。