メルカリで本を売った。もう読まなくなった文庫本。
価格の設定は既に出品されている類似本を参考にしている。今回出品した本は文庫本なので元値が500円程度とワンコイン。メルカリでの最低価格は300円。少し日焼けもしているし300円で出品。
メルカリは売れた際は手数料として10%が運営に引かれる。300円の10%なので30円。本を出品する時の発送はいつも匿名発送をしている。厚さ3㎝以下の本の匿名配送は210円に値上げしていた。2022年6月から配送料は値上げしていたらしい。
残った利益は60円だった。
実際には、これに発送するための包装代もかかるので利益はこれ以下。出品から売れるまでは1週間程度時間がかかった。
もうちょっと利益を出すために複数点をまとめて配送料を節約する方法があったな。と少し後悔したが、罪悪感なく本を処分する方法としてメルカリはやはりありがたい。多分ブックオフや店舗に持ち込んでも0円で回収される本だっただろう。
この話を両親にしたら、「もし良かったらこういうのも出品できる?」といくつか譲り受けた。両親の世代はメルカリなどはまだまだハードルが高いらしい。
整理整頓や断捨離のおともとして、メルカリは心強いツールだ。1枚目の写真を編集して工夫して差別化をしたり、商品の話題性などがあればもっと手軽に不用品を整理できるうえにお小遣い稼ぎもできる。
また、店舗ではもう手に入らなくなった商品や非売品が手に入ることもある。メルカリとは奥が深い。
私が良く活用する方法として、「話題の本を早く、かつお得に読む方法」としてメルカリを利用している。
基本的に本は図書館で借りて読む派だが、話題の本は貸出予約をしても20人待ちなんてことはざらだ。1人の貸出期間が2週間なら約40週、つまり10か月近く待たなければなんてこともある。
それならば、今すぐ本屋で定価で買い、読み終わったらメルカリに出品した方が早く読める上に実質約半額で読める。
【実例】発売して1か月の本、図書館では35人待ち(実質1年以上待ち)
定価1300円→1回読んでメルカリで900円で出品
→手数料90円、匿名配送料(当時175円) = 利益635円
1年以上の待ち時間を700円弱で買うような形だ。
読みたいという新鮮な気持ちのまま読むことができ、1年という待ち時間を短縮することができる。得られる情報も、発売後1か月と1年後では鮮度が違う。時間をお金で買うということはこういうことなのかもしれない。