プレゼントの定番化

 4月も下旬に差し掛かり、GWも近づいてくるこのくらいの時期。我が家は母の日のプレゼントの注文をする。

 プレゼントの選択は悩ましい。何がいいか、好みに合うか、邪魔にならないか。相手のことを考えれば考えるほど、どんなプレゼントを贈ろうか悩むだろう。悩むこと自体が楽しみの一つになる時もあるが、毎年のプレゼントを毎年悩むのは正直私は疲れてしまった。

 

 そこで鉄板のものを一つ決めようと考えた。

 

 私の母はすでに還暦を超えている専業主婦。趣味はヨガに卓球、料理にはこだわりがあり、家族への食事への美味しさの追及はとどまることを知らない。身だしなみにも気を配るが、洋服や化粧品にお金をかけるタイプではなく、あくまで清潔感を大事にするマダムだ。

 そんな母への、母の日の定番のプレゼントはこちら。


 

 

 私には違いがよく分からないのだが、うちの母曰く茅乃舎のおだしは別格だとのこと。毎日の料理にも使うし、ちょっとお値段がはるものだから自分で普段使いするには少し気が引ける、とのこと。

 そう、まさにプレゼント向きである。

 さらに母の日が近づくと母の日専用カーネーション包装になるのもとても良い。普段の濃紺の渋い包装は私好みだが、華やかな雰囲気が好きな私の母にはこちらの方が喜ばれる。

 


 

 包装は特に気にしないという方ならスタンダードの方もいいだろう。母の日仕様の包装と値段は変わらないが、こちらの方が実は4回分中身が多く入っている。コスパを大切にする人ならこちらをおススメする。

 

 そして母の日が終わったら1か月後には父の日もひかえている。父の日のプレゼントの選択の難易度は母の日よりも高かった。

 定番のお酒も健康診断の数値が悪いのでお酒は控えていると言われ、甘いものも腹部がメタボ検診で引っかかると言われ、物は気に入った物しか使わない主義の少し頑固なところがあるのが、私の父である。

 

 しかしここ数年でようやく父の日のプレゼントの定番化に成功した。


 

 コーヒーギフト。父はブラック派なので無糖のものを。母の手を煩わせることなく、父が気軽に楽しめる消え物として非常に良い。健康志向に目覚めつつある父からも、これからはお酒よりコーヒーの方が嬉しい、と言われた。

 

 プレゼントを選ぶのは楽しいことだが、それも毎年となるとなかなか悩みの種になる。

是非、プレゼントの定番化をしてみてはいかがだろうか。