選挙に行って投票しよう

 先週末、4月9日は統一地方選挙の前半戦だった。

私の住む都内は2週間後の4月23日が投票日のところが多く、実際に住んでいる自治体の選挙ではないが、その結果は非常に気にしていた。なぜなら、選挙は自分の生活に直結する大切なことだから。

 若い人や普段政治や選挙に馴染みのない人は、ピンとこないだろう。私も、これまで選挙権を得てから毎回投票には行ってはいたが、投票先をどう選ぶべきかはよく分かっておらず、なんとなく、で毎回投票していた。もちろん、まずは投票する。これが第一歩である。年代別投票率に反映されるので、まずは投票することが大切である。

 

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 なぜ、「投票すること」が大切か。

1.年代の投票率が高いほど、その世代を意識した政策を提案する候補者が出る。

2.特定の思想を持った、投票率の高い団体の意見が通りにくくなる。

 

 要は自分の意見を政治や税金の取られ方、使われ方に反映させたいのであれば、候補者に票田になることをアピールしなければならないのだ。その最も簡単な方法が、「投票すること」なのである。

 

 次に、投票するにも当日に行くのが面倒だという場合。

 その場合は期日前投票制度を利用することをおすすめする。

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 期日前投票とは選挙の当日に投票に行けない場合、自治体があらかじめ決めた期日前投票所に公示日から投票日前日までに投票することができることである。たいていの期日前投票所は市役所や区役所および出張所にはあるうえに、身分証明書さえ持っていれば選挙投票券を忘れたとしても投票できるので、是非活用してみてほしい。

 

 私が選挙に熱を入れるようになったのは、子どもが生まれて子育て支援制度や少子化対策についての当事者になってからだ。昨今の未婚化晩婚化、少子化の勢いはとどまることを知らず、未就学児がいる世帯というのはもはやマイノリティとなっている。そのせいか、マイノリティなうえに声も上げないとなれば、どんどん不利な政策が展開されていってしまう。選挙はそういった、自分の生活が苦しくなることへのNOを突き付ける最も簡単で重要な行動だ。

 日本人は決まりを守ることに非常に忠実な国民性を持っている。しかし、その決まり自体への懐疑心を持たなければ、自分の生活や未来はどんどん自分の意志と反した方向に進んでしまうかもしれない。

 

 だから、この記事を読んだ人には、是非、選挙に行って投票をしてほしい。

 自分自身の未来を決める、大切な行動だ。