子どもとお出かけ

今週のお題「何して遊ぶ?」

 天気も恵まれて行楽日和。

 しかし子どもの体調とはままならないもので、我が家の子どもたちは数日前まで絶好調だったのにもか関わらず気づけば鼻水咳のオンパレード。

 高速道路の渋滞や、行楽地の混雑状況のニュースを見ると、あえてGWに出かけないのも結果的に良かったのかもしれない。

 

 日本は他国に比べて祝日が多い。代わりに仕事の長期休みが少ない。休日を集中させるのでなく、分散させることによって渋滞や時間のロスなどの経済的な損失も抑えられるのではないだろうか。

 小さい子ども連れだと移動時間がネックになることが多い。車での移動でも長時間のチャイルドシートに耐えられなくなってしまったり、トイレのタイミングが合わなくなったり。電車やバスの移動だと長時間周りの人に迷惑をかけずに過ごせるかと考えてしまう。こういう時に近場の出掛けられる場所というのはとてもありがたい。

 ショッピングモールや地域の大きめの公園、交通公園、子育て広場、屋内遊具のあるお店。遠方からわざわざ足を運ぶほどではないけれども、地域の人で賑わうスポット。

 

 大人は子どもの為を思ってあれこれ準備をしたり段取りを考えたりする。遠くに出かけてお金をかけて経験を与えようとする。親心だ。

 遠くに出かけたり大金をかけなくても、近所にお出かけしたりいつもと少し違うことをするのも子供にとっては大切な思い出になる。これもまた親心だ。

 

 いつ、どこに、いくらかけて出かけるよりも、誰とどんな気持ちで時間を過ごすかの方が、実は大切なのかもしれない。

 

 子どもがある程度自分の考えを伝えられるようになったのなら、子ども自身が何をしたいのかを聞いて受け止めてあげよう。実は飛行機や車で何時間もかける旅行先よりも、自転車や歩きで行ける落ち着いたところや馴染みのところが思い出に残るかもしれない。