子どもが生まれたら日記をつけるべき3つの理由

 5年日記帳というものをご存じでしょうか。

 物によっては3年のものや10年のものもある、要は複数年に及ぶ日記帳です。

 私は子どもが生まれた際にこの日記の存在を知り、購入し、日記をつけ始めました。日記をつけ始めた、といっても毎日必ず書けるほどマメな人間ではありません。思い出したときにその日あったことを遡って記すこともよくあります。

 そんなズボラな人間ですが、この度5年日記帳が2年目に突入しました。そしてこの日記の醍醐味を味わえるようになりましたので共有いたします。

 

子どもが生まれたら日記をつけるべき3つの理由

 

 まずはじめに、記憶というものはとても曖昧です。そして日々薄れていくもの。子どもが生まれて初めて笑った日、初めて寝返りができた日、ハイハイした日、つかまり立ちをした日、歯が生えた日、歩いた日。その時の感動や喜びを、その瞬間は忘れまいと思えど気づけば忘れてしまうものです。日記をつけることで、それはいつあったのか、その時自分は何を思って考えたのかを記録しておくことで、何度もその時の感情を振り返ることができます。

 次に現実的にも、子どもの検診の際にいつ寝返りができたかやハイハイをしたかなどを保健師に聞かれます。子どもの健全な成長を見守るためにも、必ず記録をつけておきましょう。

 そして子供が実際にその記録を読んだとき。親の目線を通して自分を見ることで、自分が如何に大切に育てられていたのかを子ども本人が実感する手立てとなります。

 


 

 

 実際に日記帳をつけていて、去年のこの頃は子どもの保育園が新型コロナウイルス陽性者がでて休園になっていたな、とか、こんな場所に一緒にいったな、子どもはその時こんな反応していたなと振り返っています。たった1年前のことでも、案外忘れているもの。

 

 日々を漫然と過ごしている方、子どもが生まれた方、結婚や転職、異動など人生の節目を迎えた方。ぜひ、連用日記で過去を振り返る習慣をつけてみてはどうでしょう。

 自分の人生、小さな幸せがたくさん転がっていますよ。