労働者の権利

 5月1日はメーデー(May day)である。

 世界各国でメーデーはあり、労働者の権利を主張するための集会などが開かれる。労働者の権利とはどんなものがあるだろうか。

 

 https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/sp/study/introduction.html

 

 労働者は労務を提供する義務があり、雇い主は約束した賃金を支払う義務がある。また、その他にも労働者の安全を守るための安全配慮義務などもある。

 

 雇い主は労働者から提供された労務がなければ会社の収益は発生しないし、労働者も雇い主から労働の場を提供されないと給料を得られない。労働と賃金は正しく契約通りに交換されなければならない。

 

 私たち労働者は、労働を提供するのか。それとも搾取されるのか。

 搾取されないためにも、私たちは法律の知識を得るべきであり、時に団結する権利を行使するべきである。

 

 適切な労働環境は成長の場となり、生活の潤いを与える。

 不適切な労働環境は疲弊の場となり、忙殺され心身を蝕む。

 

 ライフワークバランスを整えるために、今一度自分の労働環境を振り返り、見直そう。

 勤務時間、残業の量、賃金、自己決定権の範囲、人間関係。

 幸せに過ごす為に、長く過ごす労働の場について考えることはとても大切だ。メーデーを一つのきっかけとして、ぜひ考えてみよう。