日常と非日常のバランス

 日常はルーティン。

 身体は慣れているし、特に何も考えなくてもこなせて、疲れにくい。その分刺激に乏しく、ドキドキやワクワク、ときめきや興奮は得られにくい。

 

 非日常はアドホック

 身体は慣れていないし意識して行動を考えなければこなすことは出来ず、疲労はたまりやすい。その分様々な刺激を得られて、気づきや学びがあったり、気分が高揚する。

 

 日常の連続は身体は楽だが、変わり映えのしない毎日に飽き飽きしてしまう。

 非日常の連続は刺激的な毎日でドキドキするが、次第に神経がすり減りイライラしてきてしまう。

 

 先日久しぶりに家族で旅行に出かけた。

 未就学児二人を連れての旅行は非日常で、子ども達にも様々な刺激を与えられたと思う。私もいつもと違う非日常に普段使わない筋肉を使ったり、普段の保育園の往復とは違う移動の道のりに気を張ったりと神経をすり減らした。その分いつもと違う体験に目を輝かされる子ども達の姿に思わず笑みがこぼれる。

 

 心も体も充実した日々を過ごすためには、日常と非日常の程よいバランスを見つけることが大切なのかもしれない。