折り紙から伝わる家族像

 最近長男が折り紙にはまっている。

 以前は鶴にはまっており、毎日保育園から帰ってきてせっせと3羽、折り方の手本も見ずに一人で折っていた。

 そんな彼が新しい折り紙にハマった・・・

 

   

 ティラノサウルス

 

 父、母、自分、弟、祖父、祖母で6頭。

 「これがお母さんで、これがお父さん。僕はこれ、これは弟。こっちはばあば、これがじいじ」

 と一頭一頭丁寧に教えてくれた。

 

 我が家は祖父母と同居ではないが、父方の祖父母が徒歩圏内に住んでおり少なくとも月3~4回は会っている。祖父母も含めて家族、と長男は思っているらしい。

 実際に父方の祖父母、私にとって義父母は大変ありがたい存在だ。巷で聞く嫁姑問題のようないざこざは一切ない。関係は良好だと私は思っている。

 というのも、義母は私たち夫婦の教育方針を非常に気にかけてくれている。何かをする前に「これいいかしら?」と必ず声をかけてくれる。(義父はたまに了承なくおもちゃを買い与えてしまうので、夫経由で控えてもらえるように伝えている。)

 あくまで孫たちの保育者は息子夫婦であり、嫁である私にきちんと確認をとってから行動をする。この義母のスタンスに私は非常に感謝している。そんな義母だからこそ、私は義母にもっと孫たちと会いたい時に会ってほしいと思うし、誕生日や母の日などでは率先してプレゼントを選ぶ。大切にしたいと思うのだ。

 

 私の子ども達はどちらも男の子。つまり、将来息子たちが結婚した際には義母のような立場になる。自分も姑になったら、今の義母のように嫁を大事にできる姑になりたいものだ。